張 俊華
PhD, RN
グローバルナーシングリサーチセンター
聖路加国際大学大学院看護学研究科の国際看護学分野、東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻の保健社会行動学分野を経て、2019年に修士号(看護学)、2024年に博士号(医学)を取得し、現在東京大学大学院医学系研究科グローバルナーシングリサーチ・センター(GNRC)のポスドクを務めている。私は、中国での短い期間の看護キャリアをスタートしてから循環器専門の日本の病院で充実した3年間を過ごいた。これらの経験は、医療システムだけでなく、文化の多様性と思いやりのあるケアの普遍的な重要性に対する理解を深められた。 主な研究テーマは健康行動変容であり、現在は特に慢性疾患患者におけるセルフケアをテーマに取り組んでいる。慢性疾患患者における健康行動変容のメカニズムを探索し、その要因と影響を明らかにすること、さらに慢性疾患患者に対して、効果的なセルフケア支援プログラムの構築・実践を目指している。そして、来日した外国人看護師の看護実践の現状と課題を着目して研究している。さらに、高齢者長期介護・在宅介護のケア質向上に関する研究も共同で行っている。 日本看護協会、日本公衆衛生学会、日本疫学会などに所属している。