多様なプログラム

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学士(BS)

学部教育では、個人、家族、組織および地域に対して統合的なヘルスケアサービスを提供するために、自律的な行動ができるプロフェッショナルとしての看護職育成を目指しています。身体・行動・生物・社会科学等を背景とした教育プログラムを通して、臨床・公衆衛生の現場において、包括的で安全かつ質の高い看護ケアを実現できる能力獲得を目指します。また、コミュニケーション、リーダーシップ、チームワーク、批判的思考、問題解決などの能力を、学部教育におけるコアスキルに位置付けています。本学では、フルタイム4年間で学士号(保健学)を取得できる履修プログラムとなっています。

修士号(MS)

修士課程教育では、学生に実践看護師としての知識とスキルをさらに向上させ、多様な環境において指導教育やマネジメントといったリーダーの役割を担う人材に成長することを目的とします。本学では、研究、生物統計学、教育、リーダーシップ、生体情報学等の分野における先進的なコースを用意しています。コースを通して、学生自身の成長だけでなく、看護職全体、地域の健康医療の向上にも貢献することを支援します。臨床や地域医療の現場における理論から実践への応用、知識の発展と統合、実践や倫理的課題の批判的分析と解決能力などの獲得を主要な目標として位置付けています。助産学と地域看護学分野では、国家資格(助産師、保健師)取得のための専門コースも用意しています。フルタイムの修士課程の学生は、通常2年間での修士論文完成を目指します。

助産師教育コース

助産師教育コースの専門科目として、修士課程の学生を対象に助産学および女性の健康問題に関するコースが含まれています。コースを履修することで助産師国家試験受験資格を得ることができます。
Midwifery specialty

保健師コース

保健師コースの専門科目として、修士課程の学生を対象に公衆衛生の専門性を追求することを目指します。コースを履修することで保健師国家試験受験資格を得ることができます。
Public Health specialty

博士号(PhD)

博士課程では、修士号を持つ看護職を、看護の実践者・研究者としての最高峰へと導くための教育プログラムを用意しています。 博士課程修了後は、国内にとどまらず国際舞台でも活躍する人材を輩出し続けています。中核となる研究領域は、データ/システム科学、実装/橋渡し研究、学際的/革新的研究のほか、成長を続けるテクノロジーを活用した研究などが含まれます。フルタイムの博士課程学生は、通常3年間での研究実施・博士論文完成を目指します。
Post-Doctoral Fellowship(Postdoc)

ポストドクトラルフェローシップ(博士研究員)

博士研究員(ポスドク)制度は、国内および国際舞台において学際的で革新的な看護実践科学を先導できる若手研究者の育成を支援しています。各研究分野のエキスパートによる指導のもと、ポスドクは自身の研究経験を深め、研究実績を高めることが期待されます。GNRCが主催するセミナーは海外研究者らを含む多彩なラインアップとなっており、ポスドクメンバーの総合的な研究知識、方法論、国際的なリーダーシップ能力を高めることができます。 さらにGNRCでは、以下のポスドクプログラムを開講しています。英語による論文執筆・プレゼンテーション、看護におけるリーダーシップ、看護理工学、リアルワールドデータ研究、質的研究、コミュニティ参加型研究、多施設国際共同研究。これらのポスドクプログラムでは、ポスドクメンバーが、将来の看護学を発展させる研究および学術教育において、確固たるキャリアを築くために必要なスキルを獲得することを目的としています。