井上 真帆
PhD, RN, PHN
看護管理学/看護体系・機能学
私は、東京大学の看護管理学と看護体系機能学分野の助教です。看護師として病院で4年間勤務した後に、当研究室で大学院生として学び、博士号を取得しました。現在は、主に看護管理学の研究を行いながら、看護管理学と基礎看護学の教育に従事しています。 私は、患者、利用者、住民の健康やQOLの向上のためには、看護職のウェルビーイングを高めることが重要であるという思いを持ちながら研究に取り組んでいます。研究を通じて、看護職一人ひとりが、職業や仕事に価値や意義を見出せるような環境を作ること、能力を発揮できる職場をつくることに貢献したいと考えています。これまでの研究では、個人が職場環境に適合している感覚を測定する尺度を開発し、看護職が職場環境に適合している感覚を高めるための支援や、質的研究を用いてCOVID-19流行下の看護職の経時的な成長プロセスを明らかにしました。今後も、看護職のキャリアを支援できるような研究を行っていきたいと思います。