本田 千可子
PhD, RN, PHN
地域看護学
聖路加看護大学(現・聖路加国際大学)を卒業後、行政保健師として勤務し、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻で修士号・博士号を取得、2020年より地域看護学分野助教を務めている。主な研究テーマは乳幼児のinjury preventionである。保健所の乳幼児健診データや診療報酬データの分析、保健師や保護者を対象とした質的・量的研究、妊婦への教育プログラム開発および母子保健事業での介入試験などを実施し、子どもの安全を創ることに寄与すべく研究に取り組んでいる。近年は、新型コロナウィルス感染症拡大時の保健所への支援体制構築および対応状況の分析も行った。傷害や感染症といった健康危機に対し、既存の資源やシステムを活用しながら持続可能な予防ケアシステムの開発を目指している。教育においては、学部の看護教育ならびに大学院の保健師国家資格取得教育コース(修士課程)での教育および研究指導に従事している。 日本公衆衛生看護学会、日本地域看護学会、日本公衆衛生学会、看護科学学会、日本小児保健協会、日本臨床疫学会などに所属している。