キタ 幸子
PhD, CNW, RN, PHN
グローバルナーシングリサーチセンター
2015年3月に東京大学大学院母性看護学・助産学分野で博士後期課程(保健学博士)修了後、2015年4月~2021年3月まで同大学大学院家族看護学分野の助教、その後、2022年3月まで国立成育医療研究センター研究所政策科学研究部の研究員を経て、同年4月から東京大学大学院家族看護学分野の講師に着任、現在に至っている。研究分野はジェンダーに基づく暴力(Gender based violence)、特にパートナーからの暴力(Intimate partner violence)と子ども虐待の家庭内で起こる暴力であり、暴力がない社会、暴力の当事者が健康回復できる社会を目指して、国内外の研究者と積極的に研究協働を行いながら新たな知見を世界に発信している。研究成果は、Journal of Interpersonal Violence(IF: 6.14)、Psychology of Violence(IF: 5.04)、Archives of Women’s Mental Health(IF: 4.34)といった国際学術誌に掲載され、その中の論文が、第21回日本看護科学学会学術論文賞 優秀賞を受賞している。現在、日本看護科学学会 編集委員、日本家族看護学会 専任査読員・利益相反委員、26th East Asian Forum of Nursing Sholars 事務局長、令和4年度東京都医学事業「予防的支援推進とうきょうモデル事業」アドバイザリーボード委員などを務めている。