Association between adverse childhood experiences and menstruation-related symptoms among Japanese female workers: A cross-sectional study

金森らは、日本人女性労働者2,000人を対象に、虐待や家庭機能不全などだけでなくコミュニティレベルの体験も射程に入れた広範な小児期有害体験(ACEs)と月経関連症状との関連を調査しました。
2つ以上のACEsの体験があることは、月経前の月経関連症状の強さと関連があり、4つ以上のACEsはPMDDと関連していました。また、小児期の貧困と学校でのいじめは月経関連症状の重症度と、自然災害で過酷な体験をしたことはPMDDと関連していました。
産婦人科および産業保健領域での支援においても、トラウマ・インフォームド・ケアが重要である可能性が示唆されました。

論文全文はこちら:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39876615/