2025年6月4日、カナダのケベック大学(Université du Québec en Outaouais)の著名な家族看護学者フランシーヌ・ドゥ・モンティニー博士(Dr. Francine de Montigny)を招いてセミナーを開催しました。このセミナーでド・モンティニー博士は、父親を参加させることの重要性、子どもの病気に直面した際の父親の感情的・実際的な経験を理解することの重要性、また父親の参加に関する医療現場での課題を強調しました。また、子どもの慢性疾患、がん、終末期疾患など、特定の危機的状況において父親をよりよくサポートするための構想や、父親を研究に参加させるための方策についても紹介がありました。このセミナーには、会場とオンラインで合計28人が参加し、個人的な経験についての検討などについても実りある議論がかわされました。
