五十嵐 歩
PhD, RN, PHN
高齢者在宅長期ケア看護学
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科博士後期課程を修了後、東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科助教、東京大学大学院医学系研究科高齢者在宅長期ケア看護学分野助教、講師を経て、2020年6月より同分野准教授を務めている。 主な研究テーマは高齢者ケアの質評価と認知症にやさしい地域(Dementia-friendly Community: DFC)づくりである。特に後者において、啓発プログラムの開発とともに、それを地域に実装するための自治体および地域の医療・介護専門職との協働の方法論の提示に取り組んでいる。近年、地域包括ケアシステムにおける民間事業者と専門職との協働を推進するためのCommunity-based Participatory Researchや、地域住民の認知症高齢者への共感性を醸成し支援行動を促進するVRプログラムの開発・実装研究を進めている。学部教育においては成人看護学の講義・実習を担当し、大学院教育においては大学院生の研究指導に従事している。 現在、日本看護科学学会代議員、日本クリニカルパス学会評議員、Geriatrics and Gerontology International誌Associate Editor、NPO法人インターライ日本監事等を務めている。