Association between Advance Care Planning for Older Adults and Family Caregivers’ Sense of Security in Home Care Settings: A Prospective Cohort Study

本研究は、日本における前向きコホート研究の一部として、在宅療養中の高齢者に対するアドバンス・ケア・プランニング(ACP)が家族介護者の安心感と関連するかどうかを調査した。その結果、介護者が配偶者の場合、ACPは安心感のポジティブな変化と有意に関連していたが、介護者が実子の場合、そのような関連は認められなかった。ACPは介護をする配偶者の安心感に良い影響を与える可能性がある。実子はしばしば介護以外にも複数の責任を負っており、かつ親の衰えに直面することに困難を感じる場合もあるため、ACPに加えて安心感に配慮した支援が必要と考えられる。

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