春名 めぐみ
PhD, RM, RN
母性看護学・助産学
母子の健康を向上させる上で必要な質の高い助産ケアの基盤となるエビデンスを提供するための研究活動を行っている。学際的な共同研究チームを組織し、妊娠中および産後の健康的なライフスタイルへの介入を特定し、検証している。最近では、多施設共同前向きコホート研究(J-PEACH study)を主導し、周産期アウトカムに関わる妊娠・出産後の女性の適切な栄養、身体活動、適切な体重変化に関する生理的・心理社会的要因について調査している。また出産への恐怖(fear of childbirth)に対処し、前向きな出産体験をするための効果的なケアのエビデンスを構築することにも力を注いでいる。出産への恐怖の主要な要素を特定し、ポジティブな出産体験を実現するための国際共同研究を実施し、成果を学術論文等で公表している。これまでに14名の博士課程学生、37名の修士課程学生を指導し、修士課程での助産師教育の責任者も務めている。日本助産学会誌編集委員長、日本看護科学学会誌編集長、日本母性衛生学会誌編集委員、Nutrients-MDPIの編集委員を務めている。