宮本 有紀

東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻精神看護学分野で博士号（保健学）を取得した後、東京武蔵野病院の精神科急性期病棟で看護師として勤務した。その後、精神看護学分野の講師に着任、現在は准教授を務めている。看護師、保健師、精神保健福祉士の資格を有する。主な研究テーマは精神保健看護学である。特に精神健康の困難を有する人のウェルビーイングに関心があり、リカバリー、ピアサポートや、精神健康の困難や障害の経験を有する人と医療職など専門職との共同創造の領域に力を入れている。障害の有無にかかわらず、あらゆる人が価値ある存在として互いを尊重し合う社会となるよう貢献するべく研究や実践に取り組んでいる。 日本精神保健看護学会、日本看護科学学会など看護学や保健学に関連する学会に所属し、理事や評議員、編集委員などを務めている。