The association between team job crafting and work engagement among nurses: a prospective cohort study

本研究では、日本の看護師を対象に、病棟レベルのチーム・ジョブ・クラフティング(チームで仕事に工夫を加えること)と個人レベルのワーク・エンゲイジメントおよびその他の仕事に関連したアウトカムとの、3か月、および6か月間の縦断的な関連をマルチレベルで検討した。結果、有意な関連は認められなかった。チーム・ジョブ・クラフティングは看護師のメンタルヘルスを促進する方法として提唱されているが、その影響は長期的でない可能性がある。追加解析の結果、下位尺度「チームの成長を見据えた仕事の工夫」の増加は、個人のワーク・エンゲイジメントの増加に関連している可能性が示された。病棟において、看護管理者がチームメンバーの成長を見据えて仕事の工夫を促す環境を整えることは、看護師のワーク・エンゲイジメントの向上に寄与する可能性がある。

論文全文はこちら: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38336755/