磯部 環
PhD, RN, PHN
看護管理学/看護体系・機能学
2021年に東京大学大学院医学系研究科 看護管理学分野で博士(保健学)を取得した後、同分野で助教を務めている。看護師としての臨床経験から、社会に効果的かつ持続的に看護の力を届けるためには看護職一人ひとりが充実した職業人生を送ることが重要であると考え、研究活動を通して、看護職一人ひとりが看護の仕事を通じて人生をより豊かにすることに貢献することを目指している。 主な研究テーマは、看護師のエンプロイアビリティ(雇用される能力)、看護師長とスタッフ看護師のビジョン共有である。現在は、看護師のエンプロイアビリティの自己評価方法の構築に特に力を入れており、質的研究、量的研究を用いたアプローチを行なっている。また、研究成果を論文、学会発表、看護管理者を対象とした研修、商業誌などを通して臨床や社会に還元しようと取り組んでおり、第21回日本看護管理学会 学術集会および、第26回日本看護管理学会 学術集会においてオーラル賞を受賞している。教育においては、学部での看護教育(基礎看護学)および、大学院生の研究指導(看護管理学)を行なっている。日本看護管理学会、日本看護科学学会、産業・組織心理学会、ヘルスケアワーカーキャリア学会に所属している。