角川 由香
PhD, RN, PHN
高齢者在宅長期ケア看護学
東京大学大学院医学系研究科地域看護学分野博士課程を経て、2020年に博士号(保健学)を取得。現在は高齢者在宅長期ケア看護学/緩和ケア看護学分野の助教を務めている。 主な研究テーマは、移行期支援、高齢者看護、在宅ケアの質向上である。臨床での研究成果を論文として発表としており、学際的なアプローチで急性期病院から在宅療養へと療養場所を移行する際の看護ケアの開発を目指している。 より多くの患者が最適な移行期支援を受けられるよう、急性期病院の看護職が行う支援の効果を示すエビデンス構築を目指している。また、近年は厚生労働省の保健所支援要員(I-HEAT)としても活動し、その活動からコロナ禍における日本の公衆衛生活動の実態ならびに病院での面会制限に伴う移行期支援の課題について調査をとりまとめ、国内外に発信してきた。 看護師として10年以上の臨床経験を有し、教育においては、学部の看護教育ならびに大学院生の研究指導に従事している。 日本在宅看護学会、日本在宅医療連合学会、日本家族看護学会、日本看護科学学会などに所属しており、日本在宅看護学会では業務委員会を務めている。