吉岡京子准教授らの研究チームは、3自治体の監督的立場にある統括保健師やスタッフ57名の協力を得て、共同設計(co-design)によってベンチマーキング・ダッシュボードの有用性を検証しました。統括保健師は、人材育成、個別支援ケースの管理などの組織的な課題を認識しており、データに基づく人材育成とマネジメント強化のためにダッシュボードを活用するという戦略を持っていました。本成果は、統括保健師のリーダーシップ強化と地域保健サービスの質・公平性向上に資するデジタル支援モデルとして期待されます。
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